厚労・非正規雇用対策PT合同会議 2009年01月09日
合同会議模様
厚労部門会議は、政府提出の平成20年度第2次
補正予算案について厚生労働省から説明を受けました。
雇用対策関連予算は4,048億円が計上され、『雇用
状況の改善のための緊急対策の推進』を行うとの内容でした。
しかしながら、派遣切り等を防ぐための予算は、第2次補正
予算案に計上されていません。
年末に、私たちは緊急雇用対策4法案を提出し、参議院で可決
することができましたが、衆議院では与党の圧倒的多数により否決
されてしまいました。
私たちが急いで法案を作成し、提出したのは、雇用問題がまさに
喫緊の課題であるからです。にもかかわらず、ようやく出された
第2次補正予算案に派遣切り等を防ぐ雇用維持のための予算が
計上されておらず、本予算での対応との説明は全く納得できるもの
ではありません。
また、内定取り消し問題への対応では、「内定を取り消された学生等
への就職支援等の強化」が盛り込まれていましたが、いかなる方法で
内定を取り消された学生を判断するのかが決められていない状態で
あることが分かりました。
政府の対応について、しっかり注視していくとともに、
雇用問題については、引き続き力を入れて取り組んでまいります。