次の内閣、政調役員会 2014年03月05日
次の内閣
政調役員会
次の内閣において、大きな議論となった
のは、今次国会でもその行方が我が国に
とって、また国民にとって大きな影響がある
「集団的自衛権をめぐる憲法解釈の変更に
関する見解」についてでした。
野党第一党として、内閣による憲法解釈
変更の限界について明確にした上で種々
の検討を進めることが、立憲主義の見地
から不可欠であるとの認識の下、まとめた
ものですが、次の内閣において多くの意見
が交わされました。
12名の議員から意見が出され、それに
対し、枝野憲法総合調査会長、北澤安全
保障総合調査会長から丁寧な答弁が
行われた結果、一内閣が便宜的、意図的
に憲法解釈を変更することを否定する
内容の見解を正式決定することとなりました。
参考文書についての扱いについて、
難しい議論が交わされたのは事実ですが、
党として憲法解釈変更の限界を指摘し、
これをまとめたことに相違ありません。
今後は、安保法制懇が4月に政府に
提出する予定の報告書を受けての議論
になりますが、党としてまとめたスタンスを
大切にしながら、議論の行方を注視して
いきたいと思います。