第5回緊急雇用対策本部 2009年01月05日
緊急雇用対策本部
第五回目となる緊急雇用対策本部(本部長:
菅代表代行)が通常国会初日、院内で開催されました。
日比谷公園に開設された年越し派遣村実行委員会の
方々と、実際に派遣切りをされた方々からご自身の経験と
思いについてお話を伺いました。
実行委員の方からは、「派遣村に身を寄せた方は
ごく一部。お金がなくて、移動すらできない方が寮を出され、
寒空の下で亡くなっている方もおられるのではないか。」
派遣切りをされた方からは、3人のお話を伺いましたが、
うち2人は、私と同世代の方で身につまされる思いでした。
政治が何とかしなければならない状態です。
しかしながら、このような状況が発生する原因を
つくってしまったのは、これまでの政治です。
民主党をはじめとする野党3党は、このような状況を少しでも
打開するべく、昨年12月に緊急雇用対策4法案を提出しましたが、
衆議院で与党の皆さんに否決されてしまいました。
緊急雇用対策本部では、派遣法の在り方を含め、社会的
セーフティーネット創設の必要性などの検討を進めていくことになりました。