総務委員会で質疑・討論(3/30) 2017年04月08日
過疎法質疑
NHK予算討論
総務委員会で質疑・討論に立ちました。
総務委員会は年度末までに審議すべき
法案や承認案件が立て込んでおり、同日に
2つの案件を扱ったため、それぞれの案件で
質疑、討論に立つことになりました。
質疑に立ったのは、過疎地域自立促進
特別措置法の一部を改正する法律案で、
討論に臨んだのは、平成29年度NHK予算案です。
過疎法は、昭和45年に議員立法として措置され
これまで幾度もの改正を経て、今回は法の期限が
到来する前ですが、平成27年の国勢調査の結果を
反映した形で過疎地域の更なる指定を行う等の改正
です。
全会一致の法案であり、法案提出者である衆議院
議員、特に過疎法の改正に熱心に携われた先輩議員
2人に10分間だけの質疑を行いました。
同日の最後に臨んだ討論は、平成29年度NHK予算案です。
3年前の3月31日、私は忸怩たる思いで本会議で
反対討論に立ちました。NHK前会長の就任会見以降、
公共放送としてのNHKが危殆に瀕する中、到底承認
することができなかったからです。
以後、前会長の3年間は、前会長の不穏当な言動のみ
ならず、不祥事の頻発等も重なり、全会一致の予算案
承認が崩れ続けてしまったのです。
今回は新会長の下、公共放送たるNHKの再起を
願う観点から、推移を厳しく注視し続けることを前提に
3年ぶりの賛成に転じることとなりました。
この間の公共放送の混乱を、立法府から見続けて
きた者の一人として、委員会の賛成討論を行いました。
○過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律案(質疑項目)
1. 次期抜本改正時の課題等
2. 過疎対策と過疎法の今後の在り方