自殺対策推進PT 2011年01月20日
PT模様
1998年以降、自ら命を絶たれる方が年間
3万人を超えてしまっている哀しい現実を
少しでも少なくするため、また年度末が
迫る中、自殺対策の取り組みを一刻も早く
進めなければなりません。
また、先進国の中で、20代・30代の死因の
一位が自殺となっているのは日本だけという
状況の中、自殺対策の取り組みは、いのちを
守る政治を進めるためにも喫緊の課題です。
2009年には、前政権下の官房長官が
党首討論を受けての発言の中で、
民主党の鳩山代表(当時)が党首討論で
若者の自殺問題等を取り上げたことについて、
「お涙ちょうだい」の議論をやるゆとりはないの
ではないか、財源の問題や 外交・安全保障
などテーマは多々あると述べた事実も残念
ながらあります。
当時、この発言直後に委員会質問の機会が
ありましたので、あってはならない上記の発言に
ついて、真意と自殺対策への認識を質しましたが、
官房長官という立場は、閣僚で構成される自殺
総合対策会議の会長であり、自殺対策推進に
関する政府の責任者でもあることから、到底
信じ難い発言でした。
自殺対策に関する認識を深め、国会議員
全体で議論を進めることで、救えるいのちを
救う取り組みを進めていきたいと、強く思います。