議院運営委員会
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田島議員質問
4月16日の議院運営委員会では、1週間前に引き続き、「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の区域変更に関する件について」西村国務大臣から報告聴取し、質疑を行いました。
もはや、「まん延防止等」ではなく、「まん延」状態になりつつある中で、防止等の措置で間に合うのか疑問ですし、今回の質疑の中でも現状に対する認識を問う声に対し、現状を適切に把握することすらしようとしない姿勢が垣間見えて、十分な質疑時間の中で国会報告を行う必要があるのではないかと感じました。
国会報告の場で提案をしたとしても、それは国会「報告」ですので受け入れられないにしても、国会報告の場を設けた意味を重く受け止めるのであれば、それに見合った時間の質疑が行われてしかるべきだと思います。
また、従前よりそうでしたが、国務大臣の答弁が冗長で、ただでさえ短い質疑時間が有効に使われているとも思えない状態がより顕著になってきました。
私の地元徳島では、これまでは抑えられていた感染者数が、兵庫や大阪との距離的な近さから変異株の猛威に晒され、連日最多(もしくは最多に近い)感染者数となっており、県民医療の中枢病院は既に3次救急も救急外来も受入休止状態です。
全国に感染が染み出すのは時間の問題だと思います。大臣が答弁でよく使う言葉である「機動的」な対応が今こそ必要です。