吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

プレス民主に登場 2007年10月09日

2007年10月9日

『吉川さおり』webサイトをご覧頂きまして、ありがとうございます。

プレス民主170号に
『2007参院選<比例区>1&2トップ当選の新人に、これからの豊富を聞く』
として、紹介されました。

希望の持てる次代を創る

吉川さおり(306,577票)営業職のサラリーマンでしたから、人の顔と名前を覚えるのは
得意なほう。籍を置く労組の基礎票を大幅に上回る票を
いただき、様々な場所で出会った一人ひとりの方が投票所に
足を運んで下さったことに心から感謝しています。

自分自身は何も変わりませんが、当選後の環境の
変化に少し戸惑っているところ。これまでの生活感覚を
失くさずに、政治の世界の外の人たちとのつながりを
大切にしていきたいと思います。

被選挙権を得たばかりの30歳、参議院の最年少議員。
”超”がつくほどの就職氷河期を経験した世代だ。

今の20代後半から30代前半は、働きたくても働けないまま
置き去りにされてしまった世代です。就職活動した98年頃は
バブル崩壊後で、当時の政権による経済政策の影響で
労働力は低賃金の非正社員にシフトされ、どんなに働きたいと
願っても、企業がその門戸を大幅に狭めていた年代です。

結果、フリーターや非正規雇用という働き方を
余儀なくされている30歳前後の同世代が大勢います。

就活したころの経済環境に雇用が左右され、その後も
負のスパイラルから抜け出せない人生は、あまりにも不公平。

低収入は少子化にもつながり、税金や年金も十分に
納められませんから、将来の社会保障の根幹にも関わる問題です。

望めば誰もが誇りを持って働ける環境、
仕組みやチャンスをつくるのは、政治の役割。
就職氷河期を実際に体験し、痛みをわが身のこととして感じられる
サラリーマン出身の私が、この世代の代弁者として一石を投じようと決意しています。

仕事と政治との関わりを痛感し、働きながら学び続ける。

大学学部時代の4年間は週6日、早朝6時から8時の
2時間を荷物の仕分けと積み込みのアルバイトをしました。
繁忙期には5時からの出勤になるのですが、当時は女性の
深夜業務が法律で制限されていたため、タイムカードを打つタイミングが難しい。

4時59分に打つと法律違反、5時1分に打つと
遅刻扱いになって、実態にそぐわない制度の矛盾を体験しました。

NTT入社後も仕事最優先を前提に自己啓発という位置づけで、
土曜日だけ大学院で公共政策を体系的に学んで修了。
情報通信の仕事自体が、政治とかなり直結する部分がありましたし、
なにより社会人として学ぶことは楽しかった。

これらの経験すべてが、今後の活動に役立つと信じます。

情報通信を考える。

日本の情報通信は、これまで内向きの競争に終始しがちで、
国益を損なわない形での推進という視点に欠けていました。
産業全体の活性化につなげるためには国がイニシアティブを
発揮して、利用者の視点に基づく新たな政策を推進しなければなりません。

市町村合併の陰に隠れて見えなくなった、情報通信インフラの
地方格差の是正も必要。情報が溢れている時代だからこそ、
情報の正しい使い方を教育する環境づくりも大切で、急がれます。

もともと政治家になりたかったのではなく、政治を変えたい、
政治で変えたいと、この道を志した初心を忘れずに、全力投球で臨みます。

活動記録