吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

情報通信WT(第5回) 2011年05月18日

2011年5月18日

  • 座長挨拶

5回目となる情報通信WTを開催しました。

今回は、社団法人日本テレワーク協会の
専務理事、事務局長、主席研究員と総務省
の担当者にお越し頂き、災害時の事業継続、
節電対策におけるテレワーク活用について
お話をうかがい、意見交換しました。

テレワークとは、
情報通信技術を活用した場所や時間に
とらわれない柔軟な働き方を目的とした
ものであり、

テレワーク(Telework)
・Tele=「遠い」あるいは「遠距離の」
・Work=「働く」を意味しています。

発祥の地は、1970年代のアメリカ西海岸
ですが、日本においても、徐々に広がりを
見せつつある働き方です(2010年のテレ
ワーカー比率:16.5%)。

テレワークの種類としては、
・在宅勤務
・モバイルワーク
・サテライトオフィスに大別することが
出来ます。

モバイルワークについては、私自身がかつて
営業職の会社員だったことから馴染みが深い
働き方です。1990年代後半から、ITを活用
して業務効率や生産性向上を図るため、営業職
等の外勤職の社員を中心に導入されています。

営業職の直行や直帰等にも活用でき、
私自身、外から会社内のNWにアクセスして
業務管理や営業報告等を行っていました。

一方、在宅勤務は通勤が困難な社員(育児や
介護等)の雇用継続、ワークライフバランスや
生産性向上等の実現のために導入されています。

在宅型テレワーカーの比率はまだまだですが、
事業継続性の確保の観点からも、広がりが期待
される働き方であると言えると思います。

今後、テレワーク勤務者を増やすためには、
テレワーク用ICT機器購入に対して、エコポイント
や優遇税制を設定することなどが考えられます。

環境整備にはまだ道半ばですが、ワークライフ
バランスの観点、節電対策に向けて、提言出来る
内容については盛り込んでいきたいと思います。

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