２０２４年１２月１８日には、１３時から１８時３０分過ぎまで、休憩を一度も挟まず被申立議員４人から弁明及びこれに対する質疑を公開で行いました。

その後、４名に続いて、もう１人、公開でも幹事会決定のいずれでも構わない意思を示された方があったことから、１２月２日に続き、再度意向変更の調査を行い、幹事会メンバーで改めて共有・確認したのは１２月１６日のことでした。

ただし、９か月ぶりに再開することとなった弁明において、最初に公開、もしくはこれに準ずる意向を示した４名の女性議員に対して先に審査会を開会すべきで、もう１人はその次の審査会となる１２月２３日にすること、それ以外の方については別途日程協議となっていました。

ところが、１２月２０日の朝になって、三度意向変更の動きがあるということで、意向調査票をまた配り直し、残る方も公開とする変更の意思があったため、急きょ幹事懇談会を開会することとなったものです。

政治倫理審査会の幹事会は、当選３回以上の議員（１人除く）で構成されていることもあり、幹事会や幹事懇談会では規程の解釈を含め、今回の事案が参議院で初例であることから、手続と運用に関する議論をとても丁寧に行っています。

今回も様々な議論がありましたが、４人（＋１人）以外の方々は３回（最初からカウントすると４回）も意向を変更されていますが、少しでも実態解明に近づくことができればとの思いで、この日の幹事懇談会では１２月２３日に１人、延長国会閉会直後の１２月２５日にも４人の弁明と質疑を行う方向性を確認しました。