2008年12月24日国会質疑録
衆議院厚生労働委員会 −法案提出者として答弁−
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答弁模様、委員会全景
答弁模様(答弁席)
答弁席、舛添厚労大臣答弁、採決模様(衆議院)
『緊急雇用対策4法案』の法案提出者(発議者)として答弁
参議院を可決した『緊急雇用対策4法案』は、
12月22日の衆議院厚生労働委員会の審議に引き続き、
法案提出者(発議者)として答弁席に座り、与党議員からの
質問に対して答弁に立ちました。
参議院では可決することが出来たものの、与党の圧倒的
多数により衆議院では残念ながら否決となってしまいましたが、
真面目に働けば報われる社会を目指して活動を続けてまいります。
●答弁内容
衆議院2日目の審議においても引き続き、
内定取り消し規制法案(内定取り消しの規制等のための
労働契約法の一部を改正する法律案)の担当として、答弁に立ちました。
(1) 使用者の通知の発出で労働契約が成立したと
推定することに対する企業と学生に与える影響
議員立法『緊急雇用対策4法案』は、参議院では可決することが
出来たものの、衆議院においては与党の圧倒的多数により、
否決となってしまいました。
真面目に働けば報われる社会、若い世代が明日に
夢や希望を持てる社会を目指して今後も活動を続けてまいります。
●概略
(1)について
採用内定取り消し規制法案においては、
使用者が通知を発出した時点で労働契約が
成立したと推定することとしていました。
このことに鑑みて、企業が採用内定の通知を
躊躇うのではないか、内々定に留め置くのではないかとの
懸念が指摘され、これに対する答弁を行いました。
この点に関しては、法案作成時、特に気にした点でしたので、
その旨を答弁の冒頭に述べたうえで、今回の法案が、採用する旨の
通知は文書によるものに限らず、口頭によるものも含んでいるということ、
また、内定という文言が使われているか、内々定という文言が
使われているかに関らず、企業側の採用の意思が示されていれば、
採用する旨の通知に当たるとすることを説明しました。
答弁内容について、吉川が法案提出者(発議者)として答弁を行った該当部分のみアップしています。ご覧頂ければ幸いです。
- 答弁録
使用者の通知の発出で労働契約が成立したと推定することに対する企業と学生に与える影響