2008年3月28日国会質疑録
総務委員会
質疑模様、福地NHK会長答弁
委員会室、質疑模様
所属する総務委員会での初質疑は、23分の時間をいただき、
議題となったNHK平成20年度予算案について質疑に立たせていただきました。
●主な質疑内容
(1)NHK会長の視聴者主義の考え方
(2)訪問集金廃止に伴う視聴者との接点減少などの問題点
(3)経営効率化と現場職員のモチベーション維持
(1)について
福地NHK会長は営業出身であり、「現場主義」であることは1月25日の就任会見を
はじめとし、様々な媒体で発信されていますが、「視聴者主義」であることの発信が
若干弱いように感じられるため、会長が考える「視聴者主義」について質問しました。
私自身、会社員時代営業担当であり、「お客様第一主義」で仕事をしていたからです。
(2)について
(1)の質問に引き続き、自身の経験と思いを踏まえ、「視聴者との接点」との観点から
質問をしました。H20年10月1日から受信料の訪問集金制度が廃止になります。経営
効率化の側面から致し方なかったのかもしれませんが、訪問集金の果たしてきた役
割、一般的な視聴者との接点が後退することの懸念について指摘しました。
(3)について
視聴者を大事にすることは、現場で働く人を大事にするとの思いから、3か年計画で
掲げた1,200名の要員削減がH20年で達成されることに鑑みての質問です。私自身、
会社員時代に大規模な経営効率化を図る過渡期に現場で働いていたこともあり、
現場で働く人のモチベーションが大事であると考えるとともに、番組制作に打ち込める
環境構築が必要との考えから、今後の展望について会長に見解を問いました。