就活が抱える問題に関する院内集会 2011年02月23日
本田教授プレゼン
先日、党陳情要請対応本部の
副本部長として、就職活動中の
学生の皆さんから、現在の就職活動が抱える諸課題について要望を受けました。
新卒一括採用の弊害、就職協定の
廃止による活動の早期化・長期化等が
主な内容でしたが、今回は、それらの
課題を多くの議員に共有したい、訴え
かけたいとの話を受け、院内集会を
開催する運びとなりました。
場所は、もちろん参議院会館の会議室で
となり、学生の皆さんの要望により、国政に
議席を有する全ての政党に声をかけ、
集会を行いました。
集会の構成は、下記のとおりです。
○本田由紀東大院教授からプレゼン
「大卒就職問題を考える?その背景と対策?」
○学生からの訴え
(就職活動中の学生を中心に4名からの訴え)
○雨宮処凛氏からの意見
○各政党1名による国会議員コメント
本田教授からは、
・大学教育の現状、仕事の現状、就職活動の現状
を踏まえた上で、
・求められる対処
・政府・産業界に必要な変革
・就職活動の是正
・大学教育の職業的意義の向上
といった指摘がなされました。
学生からは、就職活動の開始時期が
あまりに早いことによる早期化と長期化が
もたらす問題、就職ナビサイトの問題点
などが指摘されました。
私は、主催議員としてコメントをさせて
頂きましたが、10年前の自分自身の
就職活動の経験(就職協定廃止直後の
活動、就職氷河期だったこと)を踏まえ、
問題解決に引き続き取り組んでいくこと
を中心に話しました。
若い世代が明日に夢や希望を持てる
社会をつくるため、力を尽くしてまいります。