情報通信WT 2012年04月10日
砂原教授ほか
情報通信WTを開催しました。
我が国における情報セキュリティ
政策の強化に向けて、今回のWTに
おいても引き続きヒアリングを行いました。
今回は、情報セキュリティに対する
政府への提言について有識者の
方々からお話をうかがいました。
○慶應大学 徳田英幸教授
○慶應大学 砂原秀樹教授
○S&Jコンサルティング 三輪信雄様
情報セキュリティ政策や現状の
課題、解決策等について論点を
明確にお話頂き、とても有意義な
WTとなりました。
・情報セキュリティ問題を理解しづらい理由
・個人レベル、組織企業レベルでの対策必要性
・情報の分散と現状把握の困難性
・インシデント情報の集約と共有必要性
・セキュリティ実務者育成のための体制整備
・法整備を含めた対応必要性
上記のほか、多岐にわたる課題について
分かりやすくお話頂き、現状における課題、
早急に対応が必要な点が浮き彫りになりま
したので、今後の議論に活かしていきたいと
考えています。
情報セキュリティ面におけるウィルスは、
直接人体に影響を及ぼすものでないことから、
対応(体制)が脆弱になっていますが、国民の
生活に甚大な影響を及ぼす脅威でもあることから、
早急に対策を講じなければなりません。
また、最新の状況に常に意識を払い、
セキュリティ対策を講じなければ、すべての
人に関係する問題でもあります。
しかしながら、意識が低く、基準がまだまだ
統一化されていないことから、グローバルな
基準に基づいたセキュリティ体制が構築できる
ようにしていかなければなりません。