３月１４日の政治倫理審査会の冒頭、審査会会長から弁明を希望しなかった２９名の議員に対し、全会一致で審査入りが決定されたことの重みにも鑑み、出席して説明をするよう引き続き協議することについて発言がありました。

また、審査会散会後には、参議院政治倫理審査会規程第１７条を引用しながら、２９名の議員の皆様に対する出席と説明の要請を会長名で書面にて行っています。

ちょうど２か月が経過したこととなりますが、審査が前に進まない事態ともなっていること、３月１４日の審査会において協議事項となっていた案件もあったことから、これらに関して、政倫審幹事懇談会を開会し、幹事会メンバーで様々な議論を行いました。

参議院政治倫理審査会が実質的な審査を行う初めての例ですので、規程をどう読むのか、規程をどう解釈するのかなど、幹事懇談会では丁寧に議論を行っています。

今回は、規程第１７条に基づく議決は２か月前は見送り、書面にて会長名の要請とした次第でしたが、事ここに至り、議決は免れないと判断し、野党４会派の意思として、実態解明に少しでも近づけるならとの思いで、出席及び説明を求める規程第１７条の議決を行うべきではないかと申し上げましたが、重い話でもありますので、結論は次回の幹事懇談会で確認することとなりました。