吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

新年を迎えて 2016年01月01日

2016年1月1日

いつも全国の皆さまから温かい
ご支援を賜り、誠にありがとうございます。

2016年、新しい年を迎えました。

全国各地の皆さまに支えて頂き、国政に送り
出して頂いていること、一強多弱の議会構成の
中で本当に重い一議席をお預かりしていることを、
日々実感しながら活動しています。

私にとって昨年は、参議院経済産業委員長
として、多くの法案審議に臨んだ一年となりました。

常任委員長には、公正中立な運営が求められるため、
安保法審議の際には、もどかしい思いをすることも多々
ありましたが、1年以上にわたり、常任委員長としての
職務を無事に果たすことができました。

昨年の通常国会は、95日間にも及ぶ大幅延長でしたが、
我が国の在り方を大きく転換することになるであろう
安保法は、再考の府であるはずの参議院でも、十分な
審議が叶わぬまま採決が強行され、9月19日、午前2時
18分に参議院本会議で可決・成立してしまいました。

国民の多くが疑問を抱き、ほとんどの憲法学者に違憲の
疑いが強いと指摘されている安保法を、与党は数の力で
強行的に通してしまったのです。

そこには、議会の先人が築いてきた先例を踏みにじる
形での手続きがあったことも看過できない事実です。

常任委員長としての任を無事に終えたこれからは、
国民の声を届ける野党の立場で、これら政府・与党の
姿勢を質していくこととなりました。

本会議の議事設定をはじめ、すべての法案審議の
在り方と、院の運営すべてを決める、議院運営委員会
筆頭理事として、参議院が再考の府としての役割を
果たすことができるよう、若輩ではありますが、初心と
感謝の気持ちを常に携え、精一杯活動してまいります。

活動記録