吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

社会保障と税の一体特委で締め括り総括質疑 2012年08月16日

2012年8月16日

8月10日、社会保障と税の一体
改革に関する特別委員会で採決
前の締め括り総括質疑に立ちました。

本特別委員会の理事として、
櫻井筆頭理事とともに、総理と
関係閣僚の出席を得て、最後の
質疑に臨みました。

社会保障と税の一体改革関連
8法案採決前の総括質疑である
ことを踏まえ、これまでの質疑は
もちろん、7月27日の本特別委で
の質疑も踏まえ、社会保障と財政の
持続性の観点から本特別委員会、
最後の質疑に立ちました。

〇社会保障と税の一体改革(締め括り総括質疑)
答弁大臣
[総理、財務大臣、厚労大臣、総務大臣]

(1) 社会保障と税の一体改革の意義 [総理]
(2) 残された課題への対処方針 [財務]
(3) 社会保障の持続性と支え手支援のあり方 [総理、厚労]
(4) 地方分権の推進と税源偏在性の是正方針 [総理、総務]
(5) 今後の社会保障と財政再建のあり方 [総理]

質疑内容の詳細は、今後、国会
質疑録にアップさせていただく予定
ですが、取り急ぎ、pdf版の議事録を
アップいたします
ので、よろしければ
ご覧ください。 

質疑終局後、討論、採決、附帯決議
の後、本会議に緊急上程され、8法案の
採決が行われ、可決・成立しました。

一体改革関連8法案に対しては、
これまで何度も触れてきましたが、
様々な思いを抱いています。

ただ、人口構成が大きく変容した
我が国において、社会保障制度の
持続性を確保すること、また、国家
予算の約半分を赤字国債で賄い続けて
いること、これらの現実を直視した場合、
どの立場に立とうとも、課題解決に向けて
取り組むことは、政治が避けて通れない
課題であることに相違ありません。

衆参で勢力が異なる以上、政権側が
理想とする法案を提出しても、それが
通る環境にはありません。だからといって、
放置し続けて良い課題でもありません。

本当に難しい課題ですが、だからこそ、
国会で議論するしかないと強く感じて
います。

また、自身が就職氷河期を経験し、
右肩上がりの日本社会経済を
知らないからこそ、全世代で負担を
分かち合う必要性も感じています。

ただ、社会保障制度の支え手となる
若い世代が明日に夢や希望を持てる
社会にしていかなければ意味がありません。
このことを肝に銘じ、今後もこの分野
に注力してまいります。

活動記録