吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

税制改正PT 2011年02月22日

2011年2月22日

  • 座長挨拶

昨年12月に出された税制改正大綱に
おいても記述があり、現在、議論が
進められている社会保障・税に関する
番号制度についての基本方針について、
内閣官房からヒアリングを行いました。

政府・与党社会保障改革検討本部が
今年の1月31日に示した基本方針を
中心に説明がありましたが、番号制度
については、主権者たる国民の視点に
立った番号制度の構築が何より必要です。

・複数の機関に存在する個人の情報が
同一人の情報であることの確認を行う
ための基盤
・国や地方公共団体等が国民一人ひとり
の情報をより的確に把握し、国民が国や
地方公共団体等のサービスを利用する
ための必要不可欠な手段
であることを、番号制度の理念として位置づけ
ています。

番号制度に必要な3つの仕組みとしては、
・付番    国民一人ひとりに唯一無二の
民-民-官で利用可能な見える
番号を最新の住所情報と関連
づけて付番する仕組み
・情報連携 複数の機関において、同一人の情報を活用
・本人確認  利用者が番号の持ち主であることを証明する
ための本人確認の仕組み
が挙げられます。

質疑においては、
サーバに情報を残す保存年限、利活用の
イメージ、諸外国の導入・利用状況、情報を
取り扱う者に対し、情報保護の徹底を求める
観点から罰則規定を明確に導入すべき、などの
意見が出され、今後議論を重ねていくことと
なりました。

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