吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

第1回代表選候補者集会(大阪) 2016年09月04日

2016年9月4日


9月2日告示、9月15日臨時党大会の日程で、
民進党代表選挙は地方での本格論戦をスタートしました。

第1回の候補者集会は、大阪市で開催しました。

今回の代表選、地方集会は10回行う予定ですが、
最初の開催地を大阪に選んだのは、わが党に対する
信頼と期待を最も失ってしまっている地方のひとつで
ある関西から、との思いがあったからです。

そんな情勢下ではありましたが、会場を埋め尽くす
多くの地方議員・党員・サポーターの皆さまのご参加
をいただいて、第1回目の候補者集会を無事開催できました。

民進党となって最初の代表選、第1回の候補者
集会では、代表選管として私が進行役を務めました。

候補者集会の大まかな流れは、以下のとおりです。

1.各候補者による所信表明

2.候補者間の質疑(候補者から他の候補に対する自由質疑)

3.集会毎に設定した政策テーマに対するゲストスピーカーの
発言とこれに対する各候補者の見解

4.会場からの自由質疑

5.各候補者から当該会場における最後の訴え

毎回、上記の流れになるとは限りませんが、2.と3.に
関しては、民主党時代を含め、今回の代表選が初めての
試みとなります。

1.の所信表明は、

今回が第1回目の候補者集会でしたので、届出順の通り、
蓮舫候補、前原候補、玉木候補の順に所信を聴取した後、
以降は発言順を一人ずつずらしていく形で進行しました。

2.の候補者間の質疑では、

前原候補が「人への投資と財源論の関係について」
玉木候補が「中小企業支援の在り方について」
蓮舫候補が「女性候補を増やす方策について」

それぞれ残りの2候補について質疑を行いました。

それぞれの質疑・答弁を聞いていると候補者間の見解の
違いが浮き彫りとなり、興味深く、候補者間質疑をもう一巡
行いたかったのですが、それぞれの答弁に熱が入り、
全体の時間配分との兼ね合いから3.の項目に入りました。

3.のゲストスピーカーからは、

「若者政策」の発言予定でしたが、若者から踏み込んで
子どもの貧困が若者やその後の格差拡大に繋がってしまう
との観点から、処方箋となる政策についてどう考えるか、
草の根レベルの活動活発化のための方策についてどう考えるか、
との発言があり、3候補がそれぞれの考えを述べました。

4.の会場参加者からの質疑では、

○経済成長のための方策についての見解
○憲法9条についての見解
○党勢が低迷している関西地方への具体的対策
○旧民主党時代に期待と信頼を裏切ったことの反省と信頼回復策

の内容に対し、それぞれの候補者が考えを述べました。

候補者集会は、大阪会場を皮切りに10か所行う予定です。

大阪での候補者集会の進行を通じて感じたことは、
今後の集会での討論を含めて、各候補者の中心的な
政策や争点と成り得るテーマに対する考え方が明確と
なっていくのではないかということです。

関西各地から大阪市の候補者集会にお集まり
いただいた党員・サポーターの皆さま、街頭演説会で
足を止めていただいた多くの皆さま、本当にありがとうございました。

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