第101回放送記念日記念式典
第101回放送記念日記念式典に出席し、参議院総務委員長として委員会を代表して挨拶させていただきました。
放送記念日記念式典は、NHKの前身である(社)東京放送局により日本初のラジオ放送が大正14年(1925年)3月22日に開始されたことを記念するものです。
挨拶の中では「日本放送協会 放送文化賞」の受賞者に対するお祝いとともに、東日本大震災から15年の節目を迎え、NHKが果たす災害報道の役割や東日本大震災を契機として「逃げろ」といった断定調の呼びかけの導入とNHKの日頃の訓練について、過去の質疑から紹介しました。
参議院総務委員会として、昨年11月27日にNHK放送センターを視察した際、いかなる時でも番組の送出を止めることのないよう万全の体制を敷いている番組送出室や衛星中継車の運用などについて説明いただきました。
国民の生命とくらしを守る情報を途切れることなく届けるという公共放送の重要性を改めて実感したところです。
また、昨今、情報空間において不確かな情報が急速に拡散するなど、その信頼性が揺らぐ場面も見受けられる中、一昨年の改正放送法を経て、昨年10月1日からインターネット配信がNHKの必須業務となりました。正確で信頼できる情報を、放送と配信それぞれの特性を最大限に活かして広く発信することがNHKには求められています。
今年1月25日には、久々にNHK内部からの会長である井上会長が新たに就任されました。新体制の基、NHKの経営が国民・視聴者の皆様からの受信料によって支えられていることを改めて認識し、経営の透明性の向上やガバナンスの強化を進めていただくことを切に願っています。
放送法は、第1条で目的を、第15条ではNHKの目的を規定しており、その放送法は昭和25年に3年間の困難な議論を経て制定された昭和25年制定法です。その頃の議論にも思いを致し、公共放送の果たす役割や使命を国民を代表する立場からこれから見ていきたいと思います。
記念式典の会場では、かつて国会で議論を交わした元会長、様々な議論を重ねた元専務理事にも久々にお目にかかることができ、思いを新たにしたところです。
