吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

第26回参院選を終えて

2022年7月15日

2022(令和4)年7月10日、第24回参議院議員通常選挙は投開票が行われ、その結果が出ました。

多くの先輩や仲間が議席に届きませんでした。厳しい総括を経たうえで、国民の皆さまの選択肢足り得る政党に再生せねばならない、と強く思います。

同僚の「石橋みちひろ」候補も非常に厳しい情勢が続き、7月11日、7時25分に最後の議席に滑り込み、どうにか議席を維持し、三選を果たすことができました。

難しい状況下で全国各地から多くの応援をいただきましたこと、心から御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

ただ、私自身、今回は石橋候補の応援に特化し、応援に回る中で、課題として感じたことはたくさんありました。今回の選挙期間中の活動報告の中においても、感じた課題について参院選後に個人的にまとめてみようと思う、と書いたことがありますが、改めてこれらを痛感しています。

会社を退職して、はやいもので今月末で16年が経過します。

この間、職場も社会の環境も大きく変わりました。政治に対する社会の意識も同様ではないかと思っています。

私自身、会社を退職せずに会社員を続けていたら、政治をどういう風に眺めていたんだろうか、とときどき立ち止まって考えるようにしていますが、議論なんて無駄だ、と思う側になっていたような気もします。議会制民主主義など考えることもなかったことでしょう。

それでも、私たちは議論しなければなりません。

国民各層の多様な意見は、国民の代表が集い、開かれた場所である国会でこそ多くの議論が交わされなければなりません。野党第一党として十分な議席に届かず、その機会すら十分に確保できなくなるかも、と思うと改めて力不足を痛感せざるを得ません。

私は、2期目の選挙時から議会には緊張感とバランスが必要だ、ということを継続して訴えてきました。しかしながら、今は、それ以前の状態かもしれません。

ただ、どんなに苦しい状況であっても、良識の府と言われる参議院で与党と野党が切磋琢磨しながら、国民各層の多様な意見を取り入れた形で議論のできる環境を作るべく、今はまだあきらめずに尽力したいと思います。

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