吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

経済産業委員会視察 2014年11月11日

2014年11月11日

  • 委員長挨拶

  • HRP-4Cロボット

  • HRP-2ロボット

経済産業委員会で審議すべき法案が
大臣交代の余波を受け、未だ衆議院で
審議中であること、また与野党で合意を
見たことから、この間を利用して委員会
視察を行いました。

視察先は、経済産業省所管の独立
行政法人の産業技術総合研究所
(茨城県つくば市)となりました。

産業技術総合研究所=産総研は、
我が国のイノベーションを担う役割を
有し、今後一層先行的、先導的に
研究開発に取り組んでいくことが
期待されています。

また、イノベーションの橋渡し機能を
果たしながらその成果を社会に還元
していく役割も求められていることを、
視察冒頭、委員会を代表して挨拶しました。

産総研からは沿革、主な研究分野、組織、
人員・予算等について説明を聴取した後、
4つの研究分野について視察を行いました。

○システム研究部門
○ナノチューブ応用研究センター
○パワーエレクトロニクス研究センター
○ナノスピントロニクス研究センター

個人的に印象に残ったのは、前職の
会社員時代、受注案件で関わりのあった
システム研究部門のヒューマノイドロボッ
トでした。人間型(150cm以上)ロボット
で世界初、自分で起き上がることの出来る
ロボットを開発したのは、産総研でした。

10年以上前の案件でしたが、久々に
間近でそのロボットと、最新のロボットを
見ることが出来ました。今後は、介護や
災害、廃炉に向けた場所で活用される
ようになることを願っています。

視察後は、産総研の皆様と視察委員の
間で活発な意見交換が行われましたが、
最後の質問者として私からは

・任期付研究員の産総研における処遇
・来年の特許法改正を見据え、特許所属に対する所見

について質問し、真摯な回答を頂きました。

また、視察の最後には、今回の委員会
視察にあたって、産総研の中鉢理事長
はじめ、経産省に対する感謝と、今後の
質疑に活かすことを申し上げて、御礼と
させていただきました。

この度の委員会視察にあたりまして、
ご尽力いただきました全ての皆様に対し、
委員長として、心より御礼申し上げます。

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