参議院経済産業委員会では、引き続き「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立に向けた電気事業法等の一部を改正する法律案」、いわゆるＧＸ脱炭素電源法案について、内閣総理大臣の出席を得て、質疑を行いました。

経済産業委員会に内閣総理大臣の出席を得て質疑が行われるのは、２０１５（平成２７）年６月以来のことです。「電気事業法等の一部を改正する等の法律案」で電力システム改革第３弾総仕上げの法案審査時以来のことです。

その際も経済産業委員長の任にありましたが、予算委員会以外の委員会に総理が出席するのはとくに重要とされる法案審査のときに限られますので、普段よりさらに注意を払って委員会に臨みました。

各会派からエネルギー政策や安全性に関する課題、今後の運用や懸念事項、幅広い問題提起がなされ、総理に対する質疑を終えた後、再び対政府質疑を行いました。

１３時から１７時過ぎまで質疑を行った後、質疑終局、討論、採決、附帯決議を行い、本法案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定しましたので、次の本会議で委員長報告を行うこととなりました。

〔脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立に向けた電気事業法等の一部を改正する法律案審査〕

５月１０日（水）
本会議　趣旨説明・質疑（総理出席）
５月１１日（木）
委員会　質疑１時間４０分（与党のみ）
５月１６日（火）
委員会　質疑３時間２０分（野党のみ）
５月１８日（木）
委員会　質疑２時間（野党のみ）
視察（東海原発・東海第二原発）
５月２３日（火）
環境委員会との連合審査会　質疑４時間
５月２５日（木）
委員会　参考人質疑２時間３０分
５月３０日（火）
内閣委員会との連合審査会　質疑１時間３０分
委員会　内閣総理大臣に対する質疑１時間、質疑３時間
（討論、採決、附帯決議）