吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

総務委員会で質疑(2/19) 2014年02月22日

2014年2月22日

総務委員会で質疑に立ちました。

2月に参議院で常任委員会(総務委や
厚労委などの常設委員会)が開会される
ことは滅多にありません。

しかしながら、放送法を所管する総務
委員会として、1月25日のNHK新会長
就任会見に端を発する一連の問題に
関しては、公共放送NHKの存在意義を
揺るがしかねない問題となっています。

また、視聴者はもとより、海外諸国から
公共放送NHKに対し、疑念の目を向け
られている現状に鑑み、この問題に関する
集中審議を行うべき、と与党に強く申し入れ、
2月19日、参議院総務委員会は6時間の
質疑で開会されました。

私は、総務委員会では2期目はじめてと
なる質疑に立ちました。持ち時間は90分間。

私は総務委員会に所属して7年目です。
与党と野党、双方において筆頭理事を
経験し、今は野党筆頭理事を務めています。

これまでNHKに関する審議では、福地
元会長、松本前会長に国会質疑等を通じて
接してきましたが、放送法の条文をわざわざ
持ち出さずとも、これまでの経験等から公共
放送のトップとしてふさわしい資質をお持ちの
方であったと思います。

今回の質疑では、会長の一連の発言や国会
答弁等を通じた質疑はもちろんですが、海外
からの取材拒否事案等の事実確認も行いました。

質疑の前段では答弁がかみ合わないことや
会長の失言等もあり、90分という持ち時間にも
関わらず、質疑予定項目を数多く積み残して
しまいました。

我が国民主主義のため、公共放送の
在り方について、今回の質疑で得られた
答弁から更に深堀りすべき課題が残されて
いますので、機会を見て国会の場で質して
いきたいと思います。

質疑内容の詳細は、今後、国会
質疑録にアップさせていただく予定
ですが、取り急ぎ、pdf版の議事録を
アップいたします
ので、よろしければ
ご覧ください。 
〇NHK問題に関する集中審議(質疑項目)

(1) 12月20日経営委における経営委員からの懸念 [NHK経営委員長]
(2) 経営委員からの懸念に対する見解 [NHK会長、経営委員長]
(3) NHK会長の資格要件の在り方 [NHK会長、経営委員長]
(4) 公共放送を担うに足る資格の在り方 [NHK会長、経営委員長]
(5) NHK会長等の発言と取材への影響 [NHK会長、経営委員長、NHK監査委員]

質問出来なかった項目としては、
・放送法の理解とNHK番組作成に対する評価
・政府とNHKの関係など、まだ幾つかあります。

活動記録