吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

衆議院厚生労働委員会で答弁 2008年12月24日

2008年12月24日

  • 衆・厚労委答弁

  • 採決模様


12月24日、朝9時から衆議院厚生労働
委員会が開かれ、民主党・社民党・国民
新党が提出した「緊急雇用対策4法案」が
審議されました。

私は本法案の提出者として、引き続き自民
党議員からの答弁に立ちましたが、本法案
成立の必要性を自民・公明党の皆さんに対して、
思いを込めて、最後に強く訴える予定でしたが、
叶いませんでした。

(時間の関係で、質問項目を大幅に削られたためです)

審議を通じて、与党の皆さんも法案の
趣旨には概ね賛成、現下の厳しい雇用
情勢に対する認識は同じだとしながらも、
「緊急雇用対策4法案」は、自公の皆さん
により、否決されました。

今の雇用情勢に対し、政治が何とかしなければ、
との強い思いで提出した法案が、目の前で同じ
政治の仕事に携わる自民・公明党の皆さんに
否決されていく光景を見ることになり、とても虚しい
気持ちにさせられてしまいました。

政府ももちろん、対策は実施されていますが
(1)スピード、(2)実効性、(3)セーフティネットの対象
の3点で、民社国の3党案が上回っていました。

何より、年明けに提出される二次補正予算は
定額給付金とセットで提出されるため、成立の
目途は立っていません。政府が雇用対策をすると
言うのであれば、二次補正を年内に提出して、
国民の皆さんの前に形を示すべきです。

年内に、党派を超えて、この緊急雇用対策
4法案を成立させることで、少しでも安心して
年を越せるように、少しでも将来の展望が開ける
ようにするということが本法案の目的でした。

残念でなりませんが、新たな年では
何としても、望めば誰もが誇りを持って
働ける環境をつくっていく覚悟です。

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