2022（令和４）年最初の議院運営委員会理事会は、結果として委員会と同日開会となりました。

前者は、常会召集の挨拶を内閣官房長官から受けるため、2021（令和３）年12月中にセットされたものでしたが、後者は急増する新型コロナウイルス感染者に伴うまん延防止等重点措置の実施に関する国会報告の場としてのもので、当日セットされました。

１月７日（金）11時から衆参同日同時刻でセットされた議院運営委員会理事会は、衆院で常会の召集挨拶を済ませた内閣官房長官が参院に到着するのを待って開会し、10日後の１月17日（月）の常会召集が確定しました。

2011（令和３）年は、年間を通じた国会開会日数が近年稀に見る少なさであり、３回も緊急事態宣言の発出を繰り返したにもかかわらず、異常であったと言わざるを得ません。

今年は必要な議論は国会を開いてしっかり行う、そんな当たり前の状態にしなければならないと思います。

14時から開会した参院の議院運営委員会では、沖縄県、広島県、山口県にまん延防止等重点措置を実施するべく国会報告が行われ、これに対する質疑として我が会派からは野田国義理事が質疑に立ちました。

2011（令和３）年は、国会報告のための議院運営委員会を２３回繰り返したこともあり、前大臣の答弁スタイルにすっかり慣れてしまったためか、大臣交代による答弁ぶりと後ろに控える秘書官の動き方等、気になる点がいくつもありましたので、まずは未定稿の会議録を確認してみたいと思います。