吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

議院運営委員会理事会 2016年02月04日

2016年2月4日

 昨年12月14日の議運理事会の場で、会派として
協議を申し入れた事項3点について、議論を始めました。

昨年12月14日の場で確認したのは、以下の3点です。

1.議員海外派遣時の緊急対応について
2.会派類似名称等の問題について
3.安保法会議録問題について

1.については、
起こった事象を確認したうえで、今後改善できる点を見出すこと
2.については、
過去の同事例を抽出し、概観することで今後の混乱回避に活かすこと
3.については、
与野党で最も議論が分かれる点だと考えられますが、まずは議会の
先人が積み上げてきた先例との整合について確認をすることから始めることとしました。

特に、3の会議録問題については、当時の特別委員会も消滅
しており、また昨年、政府が憲法第53条を半ば無視する形で
臨時会を召集しなかったため、時間が経過していますが、過去に
例のない手法を多く使っての会議録であることに相違ありません。

上述のとおり、当時の特別委員会が既に消滅している以上、議会
運営を司る議院運営委員会理事会の場で協議するしかないのです。

与党、特に自民党にとっては、おそらく避けたい議論であると推察します。

しかしながら、会議録は我々がこの世を去っても後世に残り続け、
参照され続ける大事な記録です。だからこそ、私は先例や文献、
過去の会議録にひとつひとつ真剣に当たっています。

よって、与党には、真摯に対応していただきたいと切に願うのです。

私が与党筆頭理事や与党理事を務めていた時は、ねじれで過半数に
届かない与党でしたが、心底丁寧にひとつひとつの事象に臨んでまいりました。
そしてまた、当時の野党筆頭理事や理事・委員の先輩方に
ご指導いただいたからこそ、2期目があり、今があると思っています。

いずれにせよ、これらの点については、引き続き協議して
まいりますが、今後、一定程度の方向性が見えるまで、
Webページでは本件に特段触れないことにしたいと思います。
 

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