国葬儀翌日の９月２８日、１０月３日に臨時会を召集する旨、内閣官房長官から議運理事会で発言がありました。

衆議院と異なり、参議院は国会召集前に会派所属議員数確定期限を設けており、会派所属議員が確定した後に、委員会の理事やそれ以外の様々な調整を本格化させるため、非常にタイトな日程での召集協議とならざるを得ません。

具体的に言えば、９月２８日（水）、９月２９日（木）、９月３０日（金）、土日を挟んで１０月３日（月）召集日当日となっており、通常であれば１０日前くらいから召集協議を行うことに鑑みれば、今回いかにタイトな日程であるかということ、そしてまた国葬儀の影響を受けたかということが見て取れるのではないかと思います。

議運理事会の冒頭、内閣官房長官の発言を受け、私からは８月１８日に憲法の規定に基づく臨時会召集要求を出しており合理的な期間をどう考えるのかということと併せて、衆議院と異なる参議院の事情を考慮していただきたかったこと等、内閣官房長官に伝えました。

私にとっては、何度となく経験した召集協議です。

これまでの経験で、どのタイミングで何を確定させていなければ召集日を迎えることができない、もしくは前営業日が大変な事態に陥ってしまうといったことは十分理解していますので、その点について院の運営の一端を担う者として責任を持って進めさせていただきました。