９月２７日の自民党総裁選前の９月２４日の議院運営委員会理事会において、官房長官の出席を得て、１０月１日に臨時会を召集する旨、挨拶があり、持ち回り閣議決定で１０月１日に召集することだけは決定していましたが、総裁選挙により召集協議が困難でしたので、前日の９月３０日に午前と午後にわけて理事会を開会しました。

常会は１５０日間の会期であることが国会法第１０条に明記されていますが、臨時会や特別回の会期については都度協議でもあることから、その会期をどの程度の期間とするのか、またそれ以外の方針をどうするのかは新しい総裁が選出されていない限り判然としなかったためです。

ただし、９月２７日は金曜日、週末をはさんで９月３０日は月曜日であり、非常にタイトなスケジュールであり、先の日程ありきでしかない設定であることは、国会運営上好ましいことではありません。

しかしながら、召集日は決まっていますので、参議院としては召集に必要な準備を行うべく、会派ごとの所属議員数に基づいて様々な調整を行いましたが、会期は９日間との意向が示されたことから折り合わないまま召集日を迎えることとなりました。