私、吉川さおりは、第27回参院選に全国比例代表から立候補いたしました。

12年前の２回目の大逆風とはまた違う厳しい情勢のまま４期目の挑戦となりました。

４期目の挑戦にあたっては、考えること、悩むこと数多くありました。ただ、この間、本当に多くの皆様にお支えいただき、そして、参議院議員としても育てていただきました。

また、この間、社会も私が勤務していた会社の事業も激変しました。もちろん政治を取り巻く環境も。不確実性の高い現在の状況だからこそ、これまで積み重ねた政策課題や国会運営の知識を少しでも活かすことができるのであれば、など日々逡巡しながら４期目の挑戦の日を迎えました。

また、私は12年前の２期目の選挙のときから、国会に緊張感とバランスある議会構成をつくることが、開かれた国会の場で国民の皆様に関わる多くの議論ができることにつながることを訴え続けています。

昨年秋の衆議院議員選挙で、衆議院では与野党が緊張感とバランスある議席構成に変化しました。これが意思決定プロセスに大きな課題があった高額療養費制度の自己負担上限額の根拠と納得感に乏しい見直しを一旦立ち止まらせることにつながりました。

３期18年、一貫して取り組んできた就職氷河期世代のことも、情報通信のことも、消防防災のことをはじめ、継続して取り組んだ課題を中心に、参議院に緊張感とバランスある議会構成をつくることを含めて精一杯の訴えをしてまいります。

いまはもう、前を向くしかありません。あきらめずに前へと進んでまいりますので、どうか私、吉川さおりに大きなお力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。