第171通常国会/災害対策特別委員会(2009年4月1日)
質疑模様、佐藤防災担当大臣答弁
質疑模様
4月1日の災害対策特別委員会では、40分の時間をいただき、
民主党のトップバッターとして、防災担当大臣の所信に対する質疑
(災害対策樹立に関する調査)に立ちました。
主な質疑内容
昨年も同時期に質疑に立ったため、進捗状況の確認と
災害情報を含む緊急情報等に関する情報伝達の在り方
について質疑を行いました。
(1)昨年からの進捗状況の確認
(緊急地震速報とJアラートや防災行政無線、学校の耐震診断に関する進捗状況の確認等)
(2)北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に伴う緊急情報等の情報伝達の在り方
概略
昨年の災害対策特別委員会において、緊急地震速報や
全国瞬時警報システム(Jアラート)、学校の耐震診断の
状況について各省庁に見解等を質しましたので、今回は
主として進捗状況と課題について確認を行いました。
また、北朝鮮からの長距離弾道ミサイル発射事案
(2009年4月5日)に関して、その直前であったことから、
命を守る緊急情報伝達の在り方について、Jアラートを中心に
内閣官房と消防庁に見解を質しました。
全国瞬時警報システム(Jアラート)は、
2007年2月から運用が開始されているにも関わらず、
北朝鮮の事案で使用されることはありませんでした。
このことに対する矛盾点について、特に見解を求めています。
議事録3/5をご覧頂ければ幸いです。また、この事案に関しては、
4月6日の決算委員会でも取り上げ、内閣官房を中心に矛盾点を質しました。
Jアラートに関しては、運用当初から興味を持っていたため、
2008年の災害対策特別委員会と総務委員会においても質問しています。
(1)緊急地震速報制度向上に向けた課題 [気象庁、総務省]
(2)Jアラートと市町村防災行政無線の整備状況 [消防庁]
(3)北朝鮮事案に係るJアラート不使用の理由と矛盾点[内閣官房、消防庁]
(4)学校耐震診断実施率と補助金制度設計の必要性 [文部科学省]
(5)学校耐震診断の公表が進まない理由 [文部科学省]
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