吉川さおり 参議院議員(全国比例)

国会質疑録

総務委員会(2018年04月17日)

2018年4月17日

総務委員会で質疑に立ちました。

合併特例債延長法案で、衆議院から送付
された議員立法です。いわゆる平成の合併、
市町村合併に伴い、手厚い財政措置を講じた
もので、合併特例債の発行期限は当初10年と
されていました。

しかし、この間、東日本大震災が発生し、
平成23年に東日本大震災の被災地に限って
のみ合併特例債の発行期間を延長し、衆参の
附帯決議等において政府に被災市町村、ならびに
それ以外の市町村においても実状を踏まえた上で
更なる発行期間の延長を求めたことから平成24年
にも合併特例債法が改正されました。

よって、平成24年改正のみ内閣提出法律案と
なっており、この点について衆議院議員に問い、
それ以外については、当初10年だった特例措置が
最大25年にも及ぶことから今回の発行期間延長を
もって事業を完了するように、との立法府の意思を
附帯決議で提案するとともに、これまでの合併が
どの程度行政経費の圧縮になったのか、また当時
合併のメリットとされた専門職員の配置が現実は
どうなのか、という点について総務省に見解を
質しました。

質疑項目は以下のとおりで、会議録はページ下部の
議事録のとおり
です。ご覧いただければ幸いです。

○総務委員会
[質疑項目]

1.平成の合併に伴う市町村への影響(総務省)
・行政経費の圧縮幅
・新たな財政需要の額
・市町村合併による自治体職員の減員数
・合併による主な効果とされた専門職員配置の現状
2.平成24年時改正のみ閣法だった理由(衆議院議員)
3.今次改正が最後の延長とする立法府の意思に対する見解(総務大臣)