国会同意人事-その4
国会同意人事は両院の本会議で議決した後、発令されます。
本会議の定例日は、衆議院が火・木・金、参議院が月・水・金であるため、議決が同一日でないことは多数ありますが、通常は衆議院、参議院の順で採決が行われています。
また、両院の議決日が大きくずれないように色々配慮しています。
ただ、第193回国会における2回目の同意人事採決については、参議院、衆議院の順で議決が行われました。
参議院が5月24日の本会議、衆議院が5月26日の本会議、という具合です。
というわけで、今回は、参議院が衆議院より先に同意人事を議決した例と、その間が5日以上空いた例を見てみます。
[衆議院より先に参議院が同意人事案件を議決した例]
42回:昭和30年の第24回国会以降
[参議院が5日以上前に議決した例(平成以降)]
6日前:平成23年第177回国会
5日前:平成4年第123回国会
(参考)
「国会同意人事-その1」平成27年2月25日
「国会同意人事-その2」平成28年1月20日
「国会同意人事-その3」平成28年4月20日
