参議院における予算案審議日数
今日は少し動揺しています。
というのも、このブログは正真正銘、議会人の一人が書いているのですが(名乗っていませんので説得力には欠けますが・・)、周辺の誰一人として伝えていないのに、日頃からお世話になり、信頼している一人にこのブログを発見されていたことが、今さっき分かったからです。
今までは、結構、気楽に書いていたのですが、今日からは緊張して書かねばなりません・・。
というわけで(!?)、年度内成立が見送られることになった予算案の話をしたいと思います。
何度も触れていますが、参議院では憲法第60条の規定により、衆議院から送られてきた予算案は、参議院で議決せずとも30日が経過すれば自然成立することになります。
よって、参議院では院の意思を示すために自然成立は避けつつも、充実審議を行うため期限いっぱいまで審議を行うのが参議院の特徴です。
自然成立を除き、平成元年以降で予算案が期限いっぱいの30日、もしくは29日間審議されたのは、以下の年です。
○参議院予算委員会での審議日数
29日間 平成2、3、20、21、23、24年(6回)
30日間 平成8、25年(2回)
今年は目いっぱい審議されるのか、統一選の日程と絡めて注視したいと思います。
統一地方選の前半戦である、県議会・政令市議会選挙の告示は4月3日、投開票が4月12日。予算案の自然成立は4月11日だからです。
