吉川さおり 参議院議員(全国比例)
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議会雑感

国会演説-その3

2016年11月8日

更新がすっかり滞ってしまい、反省です。
書きたいことはたくさんありますし、思うこともたくさんあるのですが、気力がついていかないのです。

少しずつでも更新を再開していきたいと思いますが、国会議員も国会事務局(特に幹部)も、国権の最高機関をともに担う一員として顧みるべきことが多いのではないか、と痛切に感じることの多い今日この頃です。

平成28年11月8日、参議院本会議場において国会演説が行われました。

今回は、11月6日から11月9日の日程で、ナザルバエフ・カザフスタン大統領が来日していることに伴う国会演説です。
            
                   参議院インターネット審議中継よりキャプチャ

今回の国会演説は、今年の2月29日、エルシーシ・エジプト大統領が、衆議院本会議場で演説を行って以来、40回目でした。国会演説は、衆参の本会議場を交互に使用しますので、次回の国会演説は、衆議院本会議場で行われることになります。

「国会演説-その1」でも紹介しましたが、国会演説で最も多い国は、韓国の4回です。

4回:韓国(国賓)
3回:米国(国賓2回、公式実務1回)、中国(公賓2回、国会賓客1回)
2回:イタリア、インド、フランス、モンゴル、ドイツ、ブラジル、ベトナム
1回:アルゼンチン、カナダ、イギリス、ソ連、ペルー、メキシコ、イラン、ブータン王国、エジプト

ちなみに、今回のナザルバエフ・カザフスタン大統領は前回のエルシーシ・エジプト大統領と同様、公式実務訪問賓客です。

今回の国会演説は、核兵器廃絶に向けて唯一の被爆国である日本とともに世界に訴えようという演説でした。なお、日本とカザフスタンは、来年外交関係樹立25周年を迎えます。