現在の会派と所属議員数
第190回国会は、平成28年1月4日の召集のため、国会内は普段の年末年始と異なり、慌ただしい雰囲気です。
12月14日には、衆参の議院運営委員会理事会に官房長官が常会召集の伝達に出席し、その後、衆参の議運理事会で召集に向けた協議が行われてきました。
衆参で手続きの過程にちょっとした違いがあり、衆議院は12月18日の議運理事会で年内の協議を全て終わりましたが、参議院は12月25日まで断続的に議運理事会が開会されました。
これらの結果、衆参ともに、常会での会派と所属議員数が確定しました。
詳細は、下記のグラフ(筆者作成)をご覧いただければ幸いですが、注目すべきは、下記の点ではないでしょうか。
○衆議院:与党第一党の割合が圧倒的に高い点、統一会派を組んでも野党第一会派の割合が相対的に低い点
○参議院:会派の数がとにかく多い点、与党第一党が過半数の議席を有していない点

衆議院の会派と所属議員数(平成27年12月22日現在)

参議院の会派と所属議員数(平成27年12月26日現在)
平成28年7月にも予定される参院選に向けて、そのうちまた変動があるんでしょうね。
