吉川さおり 参議院議員(全国比例)

事務所だより

新年を迎えて

2022年1月1日

全国の皆さまからいつも温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。

2022年、新たな年を今年もまたコロナ禍で迎えました。

2021年は1月から新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言の発出・延長・解除が繰り返され、国民生活・経済が大きく影響を受けた1年となりました。

新たな年においても感染拡大防止は喫緊の政策課題であり、また同時に経済活動を両立しなければならない難しい状況にもあります。

そのためには国会を開き、法改正や制度改善等の議論をする必要がありますが、2021年は6月16日に通常国会が閉会して以降、いわゆる第5波のピーク時においても国会が開かれることはありませんでした。

私たちは、憲法第53条の規定に基づき、2021年7月に臨時国会の召集要求を行いましたが、内閣・政府与党は実質的にこれを無視しました。

最も長期間にわたった4回目の緊急事態宣言が第5波のピークでしたが、その発出・延長・再延長・再々延長・解除までのすべてが国会閉会中の出来事となってしまいました。

国会は開かなければ立法措置を行うことができませんし、その機能を十全に発揮することもできません。

2021年は6月16日の通常国会閉会以降、最大政党の総裁選や第49回衆議院総選挙などがあったこともあり、後半は実質的な議論がほとんど行われない異例の1年ともなりました。

私自身の2期目の選挙時から一貫して訴えている緊張感とバランスある議会構成が、必要なときに国会を開会し、議論できる国会をつくることにつながると信じて、立法府に身を置く議会人として活動してまいります。

2022年は、改めて新たな気持ちで初心と感謝の気持ちを忘れることなく着実に歩みを進めるとともに、これまでの経験を活かして新たなことにも挑戦したいと思っています。

吉川さおり 拝