参議院総務委員会として、ＮＨＫの事業運営に関する実情を視察し、後日審査される予定のＮＨＫ決算審査に資するため、ＮＨＫ放送センターに視察を行いました。

ＮＨＫ放送センターへの視察は、実に９年ぶりのこととなります。私はもちろん９年前の前回も１１年半前の前々回も参加させていただいていますが、９年も間が空いていたことは意外でした。

今回の視察に関しては、委員長就任後から与野党の理事予定者等とも相談しつつ準備を進めていただいたものではありますが、臨時会という短い会期中、また視察日程も限られる中で準備をしていただいたＮＨＫ、総務省、参議院事務局の皆様に心より御礼申し上げます。

また、総務委員会は２５名の委員で構成される委員会ですが、２２名という多くの委員の参加を得て今回の視察を無事に行えたことにとても感謝しています。これまでも紹介してきましたとおり、今夏の参院選を経て、委員の構成が大きく変わる中、委員の多くの参加を得て視察ができたことは委員間でのちょっとした会話もさることながら、総務委委員会に配属となり、その所管について現地で直接説明をうかがい、知見を深めることは特に初当選された委員の皆様にとっては良い機会になったのであれば幸いです。

視察にあたっては、国際放送局ニューススタジオ、番組送出室、衛星中継車・可搬型中継機器及びドラマスタジオを見学させていただきました。

昨年の改正放送法を踏まえた事業内容の変化等もあり、また本来は２０３５年に建て替えが完了するはずの放送センターのこともあり、私自身もさまざまお伺いしたいことはたくさんあったのですが、見学を終えたあとの意見交換では、少しでも多くの参加委員に発言をいただきたく、端的な発言と答弁をお願いしたところ、ご協力いただいたおかげで、２０分強の時間で８名の方に質問をしていただけたことも委員の皆様の関心事項や着眼点を勉強させていただく素晴らしい機会となりました。

今回の総務委員会の視察に当たり、ご協力をいただきましたすべての皆様に対し、厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。