吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

党徳島県連定期大会

2023年2月4日

党徳島県連定期大会に出席しました。

合流新党であるいまの立憲民主党になってから、徳島県連の常任顧問という形で所属していますが、常任幹事ではないことや選挙区が全国であることから、顧問としてしかかかわることができていませんが、昨今のさまざまな出来事を見るにつけ、いろいろ考えなければならないと思っています。

四国、なかでも徳島は私の大学学部4年次の1998年4月に明石海峡大橋が開通し、関西が日帰り圏に入ってからストロー効果著しく、2020年8月には県内唯一のデパートで、私にとっても思い出がたくさん詰まったそごう徳島店が閉店し、百貨店不在県でもあり、参院選では先陣を切って合区となり、人口は近々70万人を切ることも想定されています。

これまでの政治の結果です。これまでの政治の積み重ねが地方を衰退させ、政権として「地方創生」を華々しく掲げながらも地方衰退や人口減少はとどまるところを知りません。

今年に入ってから徳島での活動後、乗車したタクシー運転手さんとの会話が忘れられません。「人口は減り続けるんだよ、現実を受け止めてそのサイズにあった社会をつくっていくしかないと思うよ。」とのお話でした。

だからこそ、失われた平成の30年の総括と検証が必要なのです。世代が違えば、右肩上がりの日本社会よ再び、と思っておられる議員もいらっしゃるようですが、それはもうありません。いま、これらを逃げずに議論することが必要で、そういう政治をしたいと思います。

難しく厳しい状況はおそらくまだまだ続きますが、一色に染まらないためにも政権に対峙する野党の必要性、生活や暮らし、働く人に寄り添った訴えをしていきたいと思います。

活動記録