吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

参院長野補選、広島再選挙

2021年4月24日
  • 参院長野補欠選挙
  • 参院広島「再」選挙
  • 衆院北海道2区補欠選挙

今、国政選挙が3つの地方で行われています。

コロナ禍の中、25日から三度目の緊急事態宣言が4都府県に発出される中、投票所に足を運んでいただく有権者の皆さまはもちろん、関係者、候補者は多くの工夫と努力と苦労があったことと思います。

緊急事態宣言の解除から1か月で再発出する事態は、国民の皆さまに対するメッセージも弱くなり、抑止効果も低くなりますし、何より雇用や経済がさらに傷んでしまうことにつながってしまいます。つまり、今、国民の生命身体、財産、そして暮らしをどうしていくかが問われています。

そんな中の補欠選挙と再選挙です。

どうか、長野県、広島県、北海道2区の有権者の皆さまは、投票所に足を運んでいただいて、政治を変えるための1票を投じていただきたく思います。

そして、よろしければ、その投票先は、長野は「羽田次郎」候補に、広島は「宮口はるこ」候補に、北海道2区は「松木けんこう」候補にお願いできればと思います。

長野の補欠選挙は、私が初当選した2007年からずっとお世話になってきた羽田雄一郎議員の逝去に伴う補欠選挙です。旧国民・旧立憲と少しの間、別々の政党に別れていましたが、新党合流に際し、羽田さんと久々にたくさんの話をしました。

「この国には健全な野党が必要で、そのためには志を同じくする仲間が、また集まらなければそれは叶わない。すぐには無理だとしても、それを目指して一緒に頑張ろう。そして、二大政党制を機能させるんだ。」と話していた羽田雄一郎さんは、もう、いません。

その大切な議席は、どうしても、「羽田次郎」さんに継いでいただきたいのです。

広島と北海道2区は、現職議員による金銭問題が発端の再選挙と補欠選挙です。その意味を重く、厳粛に受け止めねばなりません。

私も3期目の挑戦をした2019年第25回参議院通常選挙において、広島ではおよそ考えられない違法な選挙が繰り広げられた結果、当該議員が「当選無効」となったことによる「再選挙」です。

辞職した前議員は、参議院で説明を果たすと言いながら、未だにその約束を果たすことなく、公認を与えた政党は、その前議員に多数の資金を配分しており、同じく説明責任が求められますが、公認を与えた政党からの説明も未だなされていません。

今の政治を振り返ったとき、このまま行くのか、それとも行政監視機能強化のために、行政監視機能を果たすことができる議員を増やすのか、その選択の再選挙だとも思っています。

コロナ禍で、また金権選挙の果ての再選挙で、投票率は低いかもしれませんが、今、広島から政治を変える声をあげていただきたいと思います。

そして、その大切な議席は、どうしても、「宮口はるこ」さんに預けていただきたいのです。

現政権による新型コロナウイルス感染症対策は、成功か失敗かは、検証の結果を待たねばなりませんが、到底成功といえる状況ではありません。もし、行政が間違った方針で対策を講じようとしているのであれば、行政監視機能を有する立法府が声を上げていかねばなりません。

だからこそ、今、行政監視機能を発揮するために野党の議席が必要です。

3つの補欠・再選挙のうち、2つが参議院の議席を争う選挙です。

4月26日以降の参議院の景色が変わるように、亡くなった羽田さんに良い結果が報告できるように、どうかよろしくお願いいたします。

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