吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

政治倫理審査会幹事懇談会

2024年2月26日

参議院政治倫理審査会規程第1条及び第2条の規定に基づき、2月21日に野党4党で申立てを行ったことから、審査会を開会すべく、与党第一会派の幹事と野党第一会派の幹事である私で断続的に協議を行い、調整を行ってきましたが、ある程度見通しがついたため、第1回目となる政倫審幹事懇を開会するに至りました。

政倫審規程第2条第4項は、「審査の申立てがあつたときは、会長は、速やかに、審査会を開かなければならない。」としており、規程に基づき申立てを行った以上、「速やかに」審査会が開会されるべく、協議を行っていました。

申立てを行わざるを得ない状況になって以降、幹事間では、参議院では初めての例であり、今後審査会が開かれるかどうかは別として後に残ることになるため、丁寧に協議し、進めていくことを話し合っていましたので、第1回幹事懇談会に至るまでの間もそのようにしました。

参議院政治倫理審査会は委員が15名、うち幹事は3名(自2、立1)となっていますが、

1993(平成5)年3月の政倫審運営に関する申合せにおいて、
「幹事会は、幹事の割当を受けない会派の委員各1名の出席及び発言を認めるものとする。」

とあることから、幹事懇では最初にこれを確認し、幹事会(幹事懇)の出席者は、会長、幹事(自民2、立憲1)、委員(公明1、維新1、国民1、共産1)で構成されることとなりました。

その後は、2月21日の申立てについて説明を行い、各会派からご意見を伺うとともに、規程に基づいて趣旨説明を公開で行うこと等を確認しました。

ちょっとしたことであっても一つひとつ決めていかなければならないことが意外と多く、難しいことですが、このような事態になってしまった以上、本審査会を少しでも機能させるため、真摯に取り組んでいきたいと思います。

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