今年度第３次補正予算案が成立した１日は、朝から長い１日でした。

予算委員会が散会するのを待って、補正予算案に関連する法案を抱えている総務委員会、文教科学委員会、財政金融委員会が開会、それぞれ散会後に議運理事会、議運委員会、本会議と順次開会しました。

予算案を審査する予算委の散会はいつもそうですが、夕刻になるのが通例ですので、これを待つ必要がまずありますし、その後の関連法案を抱えている委員会の質疑も本来しっかり行われなければなりません。

しかも、補正予算関連法案は大体１法案ですが、総務委員会だけ２法案ありましたので、２日続けて夕刻の委員会開会となり、異例の形での委員会となりました。

近年、補正予算案は財政法第２９条の趣旨とは異なる形で編成されており、しかも、今回の補正予算案に占める新型コロナウイルス感染症対策は少なく、閣議決定されたのは緊急事態宣言が発出される前のことです。本来は衆院段階で組み替えて出し直すべきでしたので、会派として反対せざるを得ませんでした。なお、総務委員会の補正予算案関連２法案に関しては賛成しています。

※写真は夕刻に開会した総務委員会。岸まきこ事務所から写真をいただきました。