第208回国会（常会）は、１月17日召集されました。

国会召集前には召集協議がありますので、2021年10月以降、第205回臨時会（10月）、第206回特別会（11月）、第207回臨時会（12月）に続いて、１月７日の議運理事会を皮切りに実に４か月連続で召集協議を行って迎えた召集日です。

常会の召集を１月中に行うものとする国会法改正が行われて以降、それは1992年１月以降を意味しますが、常会の召集日が１月17日となったのは今回が初めてのことでした。

阪神・淡路大震災発生の日であり、開議に先立ち議長から言及いただきたい旨、議運理事会で提案申し上げたところ、各会派の皆様のご理解をいただいて、実現したことに関しましては、参議院は1.17を忘れないという思いを共有することができたことに感謝しております。

当日の議運委員会の意見表明でも申し上げたところですが、阪神・淡路大震災の発生時、私は徳島県の県立高校３年生でした。自宅が県北であり、震源地が淡路島であったことからその揺れを経験しましたし、その年に進学した関西の地で被災地の光景を目の当たりにし、被災した同級生から多くの話を聞きました。

2007年の初当選当時、災害が頻発する前でしたが、私は災害対策特別委員会を希望し、長く所属してきました。この間の国会質疑で指摘して前に進んだ事案、改善された事案も多くありますし、政策の３本柱のひとつに「消防防災」を掲げているのも阪神・淡路大震災がきっかけです。

今は災害対策特別委員会の所属ではありませんが、国民の生命・身体・財産を守る取り組みを今次国会においても続けていきたいと思います。