2020（令和２）年は、第１回帝国議会が開会してから130年の節目の年です。

11月29日には議会開設130年記念式典に私も参議院を代表して参列させていただきましたが、その議会政治の歩みに思いを馳せることは大事です。

国立国会図書館においては、議会開設130年の節目に我が国の議会がどのように誕生し、現在までいかに歩んできたかを約150点の資料の展示で紹介する「議会政治展示会」を開催したことから足を運んできました。

国立国会図書館所蔵の様々な資料に加え、衆参両院事務局資料など多くの資料は、第１章から第９章までの編成により展示されており、第１章から興味深く拝見して回りました。

展示を拝見しながら改めて我が国の議会政治の歴史に思いを馳せつつ、ただ、今の時代は、議会制民主主義の危機でないかとも思うに至ったことは言うまでもありません。

（参考）
第１章「議会制度ができるまで」、第２章「議会開会と仮議事堂の建築」、第３章「国民の政治参加と政党政治の進展、第４章「白亜の殿堂誕生：１７年がかりの議事堂建築」、第５章「議会の危機の時代」、第６章「帝国議会から国会へ」、第７章「５５年体制の成立と展開」、第８章「多党化の時代へ」、第９章「国民に開かれた国会へ」