３月の年度末まで参議院は、新年度総予算３案や日切れ議案の審議などに追われますが、新年度に入ってからは、参議院先議法案や衆議院から送付されてくる議案の取り扱いに焦点が移っています。

参議院の本会議の定例日は、月・水・金ですが、４月に入ると月曜は決算委員会や行政監視委員会が使うことが多く、水曜と金曜の本会議が多くなります。

2016～2017年に議運理事をしていたときよりも、衆院から参院に議案が送付されてくるペースが早まっている傾向がある一方で、審議すべき議案がまったく送られてきていない委員会もあり、どうなっているんだ、と思う側面がないわけではないですが、少なくとも私自身は全体を俯瞰しながら協議に臨んでいきたいと思っています。

本会議セットのための協議をはじめ、それ以外のさまざまな案件が議運理事会で協議されており、慣れたはずの議運理事の立場であっても新たな気づきが多く、日々勉強の積み重ねです。

党務もあるため、今期にいたっては党政調の会議に出席することもままなりませんが、院の運営に関し、少しでも改善できることについては今のうちに精一杯取り組んでいきたいと思います。