８月３１日は、各府省庁の概算要求の締め切りです。

国会関係の概算要求も例外ではなく、締め切りにあわせて財務省に提出する必要があり、例年この時期にはそのための議院運営委員会庶務関係小委員会、図書館運営小委員会を開会しています。

といっても、インターネット審議中継や会議録で公開されることはなく、非公開です。参議院と国立国会図書館という国会関係概算要求の議論を行うのですから、せめて会議録には残したいという思いが強くあります。

写真は図書館運営小委員会の模様ですが、私はその前段で開会された庶務関係小委員会で質疑に立ちました。

参議院は、立法府としての機能を維持するための義務的経費の比重はどうしても高くなります。その中で、必要なものに配分を厚くし、そうでないと考えられるものは見直しをすることが必要ですが、今回は主として参院職員の在宅勤務状況を含めた働き方の観点から質疑を行いました。

私は２０１６年１月の議院運営委員会で国会関係経費について質疑に立って以降、ほぼ継続的に同じ課題について確認を重ねてきました。ただ、今年１月の庶務関係小委員会においては、コロナ禍における参院職員の在宅勤務に伴うシステムの整備状況や感染者が複数発生した場合の委員会運営の在り方などの課題についても新たに取り上げています。

今回は継続的に確認している課題を含め、在宅勤務に伴うシステム整備の方針やライセンスの在り方等について確認しましたが、いつかどこかのタイミングで公表できればと思っています。