吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

議院運営委員会

2024年6月20日

会期末の議運理事会、議運委員会では決議案の扱いもその議題となりました。

総理問責決議案や議運委員長解任決議案を野党第2会派が提出したことによるものです。

総理問責決議案はその名のとおり、総理の責任を問う決議案ですから重いものですし、議運委員長解任決議案についても同様です。重い決議案であるからこそ、その扱いは議論されて然るべきものですが、その提出のタイミングや理由等についても問われて然るべきものです。

決議案については、委員会審査省略要求を付して提出する例となっており、様々な議論を経た上で、委員会において決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する件を議題とし、当日招集で委員会を開会することとなり、意見表明を行いました。

〇吉川沙織君
私は、ただいま議題となりました決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する件について、会派を代表して意見表明を行います。

議題となっております内閣総理大臣岸田文雄君問責決議案につきましては、一昨日、6月18日17時7分に提出されたものであり、そもそも2日後にようやく議題として扱われることになったことに対し、遺憾の意を表明いたします。

野党第1会派たる我が会派が提出した決議案ではありませんが、総理問責決議案が提出されたこと、同じ野党会派から提出された決議案であることに鑑み、一昨日、昨日の議院運営委員会理事会において、決議案が提出された以上、取り扱うべきとの主張に対し、最大会派からは、維新会派の単独提出であることから、取り扱うことはないとの一点張りでした。

ただ、真摯に対応なさっていれば、2日後のこのタイミングで議運委員会を開会することにならずに済んだのではないでしょうか。

決議案が6月18日17時7分に提出された以上、今議題となっている決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する件が諮られる可能性もあると考え、いつでも本委員会に臨めるよう、我が会派は議院運営委員会委員全員、国会内にとどまっていました。同日、20時40分から開会された議院運営委員会理事会の中で、この旨、最大会派に問うたところ、確認していないとのことでした。

決議案が提出された以上、そしてまた、その取扱いについて協議する以上、最大会派の矜持として、せめて議院運営委員会委員の所在確認くらいはしておくべきだったのではないでしょうか。

もちろん、野党第1会派の我が会派の3倍の委員がいらっしゃるわけですから確認も大変かと思いますが、野党第1会派、野党第2会派が提出したではなく、決議案の重みに関しては真摯に受け止めていただきたく存じます。

ただ、しかしながら、ただいま議題となっております決議案の取扱いを与野党間で真摯に協議している最中に重ねて議院運営委員長解任決議案が提出されたことは、残念でなりません。

議運委員長解任決議案に関しては、本日13時22分に撤回されましたが、そもそも、昨日9時30分からの議院運営委員会理事会においても、私から、自身の経験を踏まえ、総理問責決議案について、委員会において委員会審査省略要求の取扱いについて諮り、意見表明を行ってはいかがか、取扱いについては最大会派には工夫してほしいと申し上げ、委員長から、本日も意見調わないことになるとして、議運理事会は休憩になり、引き続き筆頭間で真摯に協議しようとしていた矢先、本日撤回されたとはいえ、公正中立に差配していた議院運営委員長に解任決議案が提出されたことは、やはり残念でなりません。

ただいま議題となっております総理問責決議案につきましては、政治資金をめぐる一連の問題の構造を明らかにすることが二度とこうした事態を発生させないことにつながるものと考えますが、構造的な問題が全く明らかにならず、昨日成立した改正政治資金規正法においても、再発防止に資するものとは到底思えず、総理の責任は重いことから、その責任は厳しく問われてしかるべきものです。

しかしながら、その問責決議案が提出されたタイミングは同じ野党会派が質疑を行っている最中であり、せめて質疑終局後が望ましかったと思われること、また、問責決議案の提出理由には政治資金規正法の改正案は抜け穴だらけで改革の名に値するものではないとありましたが、昨日成立した改正政治資金規正法は、自民党提出、公明、維新が賛成して本院に送付された議案であったことは付言しておきたいと思います。

最後に、先ほども申し上げましたとおり、本決議案が提出された後、速やかにただいま議題となっている決議案の取扱いについて本委員会で扱ってさえいれば、内閣不信任決議案が否決された後、諮ることにならなかったはずであり、その点においても非常に残念です。

しかしながら、内閣不信任決議案が取り扱われた後に総理問責決議案が取り扱われた例がないわけでもないことから、今回の取扱いに関しては賛成することを申し上げ、我が会派の意見表明といたします。

活動記録