2022春闘
-
情報労連中央本部
-
NTT労組中央本部
-
KDDI労組中央本部
2022春闘のいわゆるヤマ場が近づいています。残念ながら、最近、現場での人身事故が増えている現状もあります。安全で誇りを持って働ける環境実現のためにも大事な春闘になります。
西日本にはお伺いすることが叶いませんでしたが、都内を中心に激励にお伺いしました。
経営者に対峙する労働者、与党に対峙する野党。
企業と政治はもちろんまったく違います。ただ、経営者側だけの会社運営では、働く側の人の小さな声は絶対に届きませんし、労働組合の存在がなければ経営者側が働く人に思いを馳せることは絶対的に少なくなることでしょう。
たとえば、1991年に成立した育児休業法※。
(※女性公務員の一部を対象とした育児休業法(1975年制定)はありましたが、一般的な育児休業法は1991年成立、1992年4月施行)
NTT労働組合の前身である全電通が、現場で働く女性のために法が制定されるずっと前に会社側に問題点を提起し、議論を重ね、育児休職が協約化されました。この動きを見た国が後追いで制定した法律が育児休業法なのです。一般的にはあまり知られていませんので、どこかで紹介したいと思っています。
とかく、弱い立場にある人にかかわる法律や施策というのは優先順位を下げられる傾向にありますが、当時、これを動かしたのはほかならぬ働く女性の声を集めた全電通であり、私の先輩方だったのです。
翻って政治において、ほとんどが与党や与党補完勢力になったらどうなるでしょうか。
公文書改ざんで現場の公務員が尊い命を落としても、政治側は誰も責任取らない風潮がここ数年でまん延しています。
丸山真男が言う日本特有の統治構造である「無責任の体系」がよみがえったかのごとくの状況であるにもかかわらず、ほかに「選択肢がない」からと、消極的に現状維持が図られるようでは、結果として無責任の体系をますます跋扈させることにつながってしまいます。
野党が不在であることの危険性や危うさをいかに伝えていくのかも大事な局面にきているのではないかと感じています。
与党と対峙して方向性を示し、間違った施策や法律があれば、正論や異論を唱え、軌道修正させる勢力は絶対に必要だと思っています。短いながらも与党も経験したからこそ、そう思います。
- 2024年10月1
- 2024年9月6
- 2024年8月5
- 2024年7月3
- 2024年6月7
- 2024年5月6
- 2024年4月1
- 2024年3月6
- 2024年2月12
- 2024年1月6
- 2023年11月8
- 2023年10月10
- 2023年9月5
- 2023年8月1
- 2023年7月5
- 2023年6月15
- 2023年5月12
- 2023年4月15
- 2023年3月9
- 2023年2月6
- 2023年1月5
- 2022年12月3
- 2022年11月11
- 2022年10月7
- 2022年9月4
- 2022年8月10
- 2022年7月13
- 2022年6月14
- 2022年5月2
- 2022年4月10
- 2022年3月8
- 2022年2月11
- 2022年1月9
- 2021年12月11
- 2021年11月4
- 2021年10月16
- 2021年9月4
- 2021年8月6
- 2021年7月2
- 2021年6月6
- 2021年5月9
- 2021年4月8
- 2021年3月11
- 2021年2月11
- 2021年1月11
- 2020年12月5
- 2020年11月9
- 2020年10月3
- 2020年9月1
- 2020年8月1
- 2020年7月7
- 2020年5月2
- 2020年2月3
- 2020年1月3
- 2019年12月3
- 2019年11月4
- 2019年10月3
- 2019年8月2
- 2019年7月19
- 2019年6月15
- 2019年5月10
- 2019年4月11
- 2019年3月8
- 2019年2月9
- 2019年1月1
- 2018年12月7
- 2018年11月10
- 2018年10月5
- 2018年9月6
- 2018年7月3
- 2018年6月3
- 2018年5月6
- 2018年4月6
- 2018年3月6
- 2018年2月3
- 2018年1月1
- 2017年12月3
- 2017年11月2
- 2017年10月2
- 2017年9月3
- 2017年8月6
- 2017年7月6
- 2017年6月14
- 2017年5月12
- 2017年4月20
- 2017年3月16
- 2017年2月14
- 2017年1月8
- 2016年12月10
- 2016年11月16
- 2016年10月14
- 2016年9月15
- 2016年8月6
- 2016年7月10
- 2016年6月5
- 2016年5月17
- 2016年4月16
- 2016年3月20
- 2016年2月14
- 2016年1月13
- 2015年12月11
- 2015年11月2
- 2015年10月4
- 2015年9月8
- 2015年8月9
- 2015年6月16
- 2015年5月18
- 2015年4月25
- 2015年3月22
- 2015年2月14
- 2015年1月8
- 2014年12月15
- 2014年11月7
- 2014年10月12
- 2014年9月4
- 2014年8月2
- 2014年7月2
- 2014年6月16
- 2014年5月17
- 2014年4月19
- 2014年3月17
- 2014年2月14
- 2014年1月7
- 2013年12月2
- 2013年11月15
- 2013年10月10
- 2013年9月4
- 2013年8月3
- 2013年7月21
- 2013年6月14
- 2013年5月16
- 2013年4月20
- 2013年3月15
- 2013年2月6
- 2013年1月10
- 2012年12月5
- 2012年11月6
- 2012年10月4
- 2012年9月8
- 2012年8月16
- 2012年7月15
- 2012年6月12
- 2012年5月19
- 2012年4月15
- 2012年3月15
- 2012年2月13
- 2012年1月7
- 2011年12月19
- 2011年11月15
- 2011年10月7
- 2011年9月10
- 2011年8月6
- 2011年7月14
- 2011年6月18
- 2011年5月8
- 2011年4月9
- 2011年3月8
- 2011年2月15
- 2011年1月8
- 2010年12月7
- 2010年11月13
- 2010年10月20
- 2010年9月7
- 2010年8月10
- 2010年7月13
- 2010年6月10
- 2010年5月7
- 2010年4月17
- 2010年3月8
- 2010年2月12
- 2010年1月9
- 2009年12月4
- 2009年11月8
- 2009年10月8
- 2009年9月1
- 2009年8月10
- 2009年7月3
- 2009年6月12
- 2009年5月7
- 2009年4月10
- 2009年3月17
- 2009年2月18
- 2009年1月16
- 2008年12月17
- 2008年11月14
- 2008年10月10
- 2008年9月3
- 2008年8月2
- 2008年7月10
- 2008年6月1
- 2008年5月2
- 2008年4月5
- 2008年3月13
- 2008年2月3
- 2008年1月1
- 2007年11月1
- 2007年10月2
- 2007年9月5
- 2007年8月12
- 2007年7月11
- 2007年6月21
- 2007年5月18