本予算(総予算)の審議時間
平成元年以降、本予算の審議時間はどうだったのか、について見てみたいと思います。
参議院の場合は、憲法第60条の規定により衆議院から受領後30日以内に参議院で議決しない場合は、衆議院の議決が国会の議決となる、という自然成立が定められていますので、参議院の場合は自ずと審議時間が限られてしまいます。
一方で、衆議院は審議日数・時間の制限がありません。
衆議院予算委員会(平成元年以降最も長い審議時間)
1位 平成9年 123時間47分 (オレンジ共済)
2位 平成7年 105時間 (東京・共同銀行問題等)
3位 平成3年 103時間42分 (湾岸戦争への支援、自衛隊派遣)
ちなみに、特異な例を除いた最短審議時間を見てみると、
1位 平成19年 66時間30分
2位 平成22年 69時間10分
3位 平成26年 70時間
さて、今年の本予算の審議時間は、どの程度充実したものになるのでしょうか?
