吉川さおり 参議院議員(全国比例)
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議会雑感

党首討論の正式名称(合同審査会の仕組み)

2026年5月20日

〇国会法第44条

各議院の常任委員会は、他の常任委員会と協議して合同審査会を開くことができる。

「国家基本政策委員会合同審査会」といわれて、どのような委員会のイメージをもたれるでしょうか。

実は、これはいわゆる「党首討論」、略してQTといわれることもありますが、党首討論のことを指しています。

この党首討論の会議体の正式名称が、「国家基本政策委員会合同審査会」なのです。

その党首討論が開かれる場には、衆議院、参議院、双方の議員が集まりますが、これを可能としているのが、「合同審査会」という仕組みです。

国会法第44条は、各議院の常任委員会は、他の常任委員会と協議した上で合同審査会を開くことができる旨規定しており、これに基づき、衆議院の常任委員会である国家基本政策委員会と、参議院の常任委員会である国家基本政策委員会が一堂に会して会議を開いています。

また、衆議院、参議院それぞれの国家基本政策委員会において合同審査を行うことの議決を経て、党首討論に至っています。

今回は、過去に紹介した側面とは異なる側面として、合同審査会の仕組みから党首討論について紹介しました。

なお、党首討論は2000(平成12)年から行われていますが、その前年の1999(平成11)年に予算委員会合同審査会がその試行として、2回開会されました。

党首討論試行の際の予算委員会合同審査会において、会議に付した案件は、『予算の執行状況に関する調査(国家の基本政策に関する件)』とされました。

〔国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)の試行としての予算委員会合同審査会の開会例〕
試行1回目 1999(平成11)年11月10日
試行2回目 1999(平成11)年11月18日

〇参考(過去の記事)
国家基本政策委員会(党首討論)(2015年5月20日)
国会審議活性化法と国家基本政策委員会-その1(2017年6月7日)
国会審議活性化法と国家基本政策委員会-その2(2017年6月29日)