吉川さおり 参議院議員(全国比例)
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議会雑感

本予算(総予算)の審議時間

2015年2月21日

平成元年以降、本予算の審議時間はどうだったのか、について見てみたいと思います。

参議院の場合は、憲法第60条の規定により衆議院から受領後30日以内に参議院で議決しない場合は、衆議院の議決が国会の議決となる、という自然成立が定められていますので、参議院の場合は自ずと審議時間が限られてしまいます。

一方で、衆議院は審議日数・時間の制限がありません。

衆議院予算委員会(平成元年以降最も長い審議時間)

1位 平成9年 123時間47分  (オレンジ共済)
2位 平成7年 105時間     (東京・共同銀行問題等)
3位 平成3年 103時間42分  (湾岸戦争への支援、自衛隊派遣)

ちなみに、特異な例を除いた最短審議時間を見てみると、

1位 平成19年 66時間30分
2位 平成22年 69時間10分
3位 平成26年 70時間

さて、今年の本予算の審議時間は、どの程度充実したものになるのでしょうか?